重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、医療、介護・福祉の専門的なサービスの提供と、住まいの確保、地域での生活支援や介護予防の活動が包括的に提供される体制のことです。互助を基調とした生活支援が提供できる体制を強化するため、活動の担い手づくりや不足するサービスの開発等を行うことで、高齢者等の社会参加にもつながります。
高齢者分野で取り組みが進められていますが、様々な課題に対応するため全世代・全対象型の地域包括ケアシステムも求められています。
高齢者分野の地域包括ケアシステム
協 議 体
関係機関・団体等による情報交換や相互の連携を図り、地域づくりに向けた意識の統一を進める場です。地域の生活課題の把握や、課題解決に向けた方針・方策の企画・立案・具体的対応を検討します。
圏域ごとに第1層(市全体)・第2層(地区)・第3層(小地域・自治会)と役割が分担されます。
課題解決のためには多様なサービス提供主体の参画が求められます。分野を超えて必要な組織・団体等の参画を働きかけることで、ネットワークの構築を進めます。